ガクチカの成果がない。それでもすぐ答えられるたった3つのポイント | 本命ナビβ2020 | 本命の企業への近道になる新卒向け就職活動サイト
2019年2月13日

「ガクチカ」とは「学生時代に力を入れたこと」の略です。ES(エントリーシート)で高い頻度で出て来る項目の1つです。面接でもよく聞かれますよね。「学生時代に力を入れていたこと(以下ガクチカと略します)」の答えとして、ほとんどの人は「サークル」「アルバイト」などを掘り下げて答えるかと思います。他にも「学業」や「留学」なども答える人が多いです。あなたはこの項目について、すぐに自分の理想通りに答えることはできますか?ほとんどの企業はなぜこの項目をES(エントリーシート)や面接で質問してくるのか、その意図についてご存知ですか?今回は「ガクチカ」についての答え方や、考え方をご紹介します。他の人と差をつける自分だけのガクチカを見つけましょう。

ガクチカ(学生時代に力を入れていたこと)を質問する企業の意図とは

企業からかなりの頻度で聞かれる「学生時代に力を入れていたこと(以下ガクチカと略します)」という質問ですが、なぜ大多数の企業がこの質問を聞くのでしょうか。この質問にはどのような意図があるのでしょうか。

学生の活動内容を把握したい

学生が主にどんな活動をしていたか知ることが出来ます。一番時間を使っていた、つまり力を入れていたことを企業が知ることで、その学生はどんな事に興味があるのか、どんなことに集中していたのか、どんな事が好きなのかを知ることが出来ます。好きなものによって学生側の人柄も知ることができます。

エピソードから自社に合う人材か判断したい

エピソードの内容から、自社に合うかどうか判断しています。例えば、広告業界などフレキシブルな考えを持つ会社では本人の柔軟性なども重視していることが多いです。反対に金融業界など、規律や規則が細かく決まっている業種では行動の正確さ、細やかさなどを重視することもあります。エピソードの内容から本人の考えなどを知ることで性格などの個人の本質を見ているのかもしれません。そして企業が求めている人材にマッチしているかどうかという点も重要になってきます。

伝え方の上手さを見たい

伝え方が上手いだけでもかなり高評価です。実は自分のエピソードを他人にわかりやすく伝えることは難易度が高いです。企業は学生の伝え方の上手さから、コミュニケーション能力がどのくらいのレベルにあるのか確認しています。自分が力を入れたことを企業に正確に伝えることが出来れば、コミュニケーション能力のアピールにもなります。

学生だからこそできるアピール内容を知りたい

「学生時代に力を入れたことは何か?」という質問は、転職時にも企業から質問として聞かれることがあるかもしれませんが、主に新卒で就活している学生に聞く質問です。実際に学生だからこそアピールできることを伝えるチャンスなのです。

「ガクチカがない・・・」そんなことはありません!

ガクチカが思い浮かばない、上手く書けない人の多くは「普通の話しか無いから書けない」「実績や数字がないから書けない」「インパクトのある話がない」と考えているかと思います。ないから書けないし話せない・・・そんなことはありません。例えば学生が100人いて、大多数の人にインパクトが残るような学生生活を送ってきた学生は100人中何人居るのでしょうか?せいぜい2~3人です。ほとんどの人が普通の学生生活を送って来たはずです。自分のガクチカを考えるのならまずは無理をせず、尚且嘘をつかず自分のエピソードを伝えるようにしましょう。それにESや面接で嘘を付くのはかなりハイリスクですし、嘘はバレるものと考えましょう。何も思いつかずどうしても嘘をつくのなら注意してくださいね。(参考:面接で嘘はバレるので「Let It Go」の方がいいワケ

自分だけのガクチカを構成するための3つのポイント

では、すぐにガクチカが思いつかない場合には、どのようにエピソードを構成していけばいいのでしょうか。以下では例文を交えてガクチカのエピソードを構成するためのポイントを紹介します。

①「起承転結」で考えよう

話を構成する上で「起承転結」は重要です。ガクチカも「起承転結」に沿って構成していけば意外と構成できるかもしれませんので、挑戦してみましょう。「起承転結」については以下のように考えてみてください。

【起】で事の始まりを伝える
【承】で具体的に説明する
【転】【起】【承】から発生した事柄を伝える
【結】【転】からどうなったかを伝える

こう考えると「起承転結」は意外と簡単に感じませんか?起承転結を元に考えることでガクチカのエピソードは構成しやすくなります。以下では、起承転結を交えてガクチカの例文をご紹介します。

(例1)大学で軽音サークルだった場合

【起】私は学生時代では軽音サークルに力を入れていました。
【承】中学の部活動で吹奏楽部に入り、パーカッションパートという主に打楽器の演奏を担当していました。そこで音楽を演奏する楽しさを知り、元々バンドサウンドの曲が好きだったこともあり、高校3年生まで吹奏楽部を続け、大学から軽音サークルに入部し、ドラムを担当しました。
【転】軽音サークルでは吹奏楽部とは人数も構成も曲調も違うので、初めはわからないことばかりで戸惑いました。ですが吹奏楽部で培った効率の良い練習メニューを取り入れ、それを実践することでドラムがだんだん上達していくことが自分でもわかりました。
【結】ドラムの演奏力が上達したことを他のメンバーにも褒められました。どのような練習をしていたのか質問されたので、吹奏楽部時代の練習メニューを共有しました。現在サークルのメンバーはその練習メニューを参考にしている人が多く、今までの経験が仲間の役に立っていることを実感しました。仲間と演奏する喜びをこれからも継続していきたいので、趣味としてドラムは続けていきたいと思っています。

(例2)アルバイトでレストランのホール担当だった場合

【起】私が学生時代に力を入れていたことはアルバイトです。
【承】大学1年生の夏に、ファミリーレストランでホール担当としてアルバイト入社しました。ホール担当は「お客様に料理の注文を取る」「注文された料理を運ぶ」「レジでお会計をする」などの業務を主に担当しました。
【転】勉強やサークル活動とのバランスも取れて、アルバイト先のスタッフとも仲良くなり、大学以外の新たな場所で人との繋がりができました。新人が入社した際には、料理を運ぶときのコツや、レジ打ちのやり方など自分が得意としていた部分を詳しく教えることができ、「人に教える」ことも得意になりました。
【結】アルバイト先で親しくなったスタッフは、年齢が違うものの同じ環境で働いた仲間として今でも交流があります。アルバイトを通じて、年代が違う人との話し方や、お客様に使う敬語や姿勢などをしっかり学ぶことが出来ました。

上記2つのエピソードはどちらも「賞を受賞した」「売上が○%上がった」などはありません。ですが、ガクチカのエピソードは構成出来ています。「ガクチカはどこから書けばいいのかわからない」と思っている人は、ぜひ「起承転結」を使って構成してみてください。

②数字を出そう

数字は一番わかりやすい実績として相手に伝わりやすいので、示せるような数字が少しでもあるようでしたらきちんと加えて表しましょう。例えば同じコンビニのアルバイトでも、数字があることと無いことでは伝わりやすさ、イメージのしやすさが全く異なります。以下の2つの例文を見比べて、理解のしやすさやわかりやすさがどのように違うか確認してみて下さい。

(例1)数字で表していない場合
私が学生時代に力を入れていたことはアルバイトです。3年間駅の改札を出てすぐのコンビニでアルバイトをしておりました。そのため朝と夕方は利用者が非常に多く、レジもかなり混雑します。そのため売上は順調でしたが、店頭に商品を並べる時間がなく、お客様に商品が行き届かない状態になることもしばしばありました。そこで商品を店頭に並べる業務と、レジ業務の配分をスタッフ間で考えて効率良く担当しました。レジに集中するスタッフと商品出しに集中するスタッフと分担したため、混雑してもお客様が求めている商品が店頭から無くならない、利用しやすいコンビニにすることができました。

(例2)数字で表している場合
私が学生時代に力を入れていたことはアルバイトです。3年間駅の改札を出てすぐのコンビニでアルバイトをしておりました。そのため朝と夕方は利用者が非常に多く、30分間で一人のスタッフあたり15人以上のレジを担当しておりました。2分以内に1人のお客様のレジを完結させなければどんどんお客様が並んでしまい待たせてしまいます。お客様が多いので売上は順調でしたが、店頭に商品を並べる時間がなく、お客様に商品が行き届かない状態になることもしばしばありました。そこで3つある内のレジ担当を2人とし、残りの1人は商品を出す担当にしました。1つの業務に集中することで効率があがり、混雑してもお客様が求めている商品が店頭から無くならない、利用しやすいコンビニにすることができました。

上記2つの例文は「スタッフ同士で工夫して効率の良い状態にした」という結果は同じですが、間に数字が入ることでそのコンビニがどのくらい混雑していたのか、スタッフが何人いてどのように配分したのかがわかりやすくなったかと思います。「売上が何%アップした」などの具体的な実績がなくても、このように一部を数字で表すことはわかりやすさ、伝わりやすさに繋がるので意識して構成しましょう。

③ポジティブに言い換えてみる

「物は言いよう」です。ところどころポジティブに言い換えてみましょう。成果がわかりづらくても、数字で表わせなくても、ポジティブにアピールできるガクチカはあるはずです。例えば、サークルの人数が少ないところに所属していた場合、何十人メンバーがいるサークルよりはインパクトが欠けると思ってしまいますよね。そこで「サークルの所属人数が少ない」と表さず、「少人数で構成されていたため一人ひとりの人間関係を大切にできる」と言い換えてみましょう。他にも、商店街の小さなパン屋さんでアルバイトをした場合、「お客さんの数が少ない」ことをそのまま言うのではなく「地元密着型のパン屋さんだったため常連のお客様の顔を覚えることが出来て、親しみやすいパン屋さんだった」と言い換えましょう。どちらの例も後者が好印象になります。ネガティブ表現になってしまいそうな場合は、ポジティブに言い換えをして内容を変えてみましょう。

それでもガクチカがない・・・

「それでもガクチカがない・・・」という方は、自分が学生時代に好きだったものや学んだもの、時間をかけたものを箇条書きで書き出してみてください。趣味や娯楽でも大丈夫です。そのキーワードから起承転結で展開できる話があれば、それはガクチカに繋がります。また、就活までに少し時間がある人は新たに何か初めて見るのもいいかもしれません。ボランティア活動や、話題になりそうなアルバイトなど少し経験してみるだけでもガクチカに繋がるかもしれません。

ガクチカを構成する上でやってはいけない2つのこと

ガクチカの内容を構成する上で、やってはいけないことが2つあります。

自己PRではない

どちらも少し似た内容になりがちな学生が多いようです。ですが、ガクチカは「学生時代の経験」を表す箇所で、自己PRは「自分のアピールできる強み」を表す箇所です。その違いがわかった上でどちらも書きましょう。「学生時代に経験したことが自分の強みになっている」というように結論が繋がっていてもいいかもしれません。

他者を批判する悪口になってはいけない

「他者と比較した結果自分のほうがより優れた成果を出すことができた」というように、他者と比較するのは自分の成果を簡単に表しやすいのですが、他者への批判の印象が残りやすいので避けましょう。それが自分では「悪口」と思っていなくても、言葉の選び方には注意が必要です。

まとめ

ガクチカの内容は結果や数字が全てではありません。しっかりと「起承転結」で構成することで、あなたの努力の過程が企業側に伝わります。ガクチカを無理やり書いたり、嘘をついたりすると、面接官に質問された時に矛盾が発生し、嘘がバレるかもしれません。本当の自分のエピソードで構成しましょう。前向きなガクチカを構成して、企業にあなたの魅力をしっかりアピールしましょう。



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